基礎知識

ハムスターの成長期っていつまで?生後何ヶ月で体重だとどれ位?

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寿命が2年~3年と短いハムスター。

成長期がいつ頃で、どれくらいで大人になるのか、順調に成長した時の体重がどれくらいなのかなど、ハムちゃんを元気に育てるためにも、知っておきたいところですよね。

今回はそんな疑問にお答えすべく、ハムスターの成長期について、エサの与え方も含め、お伝えしていきたいと思います。

ハムスターの成長期について

人間よりもずっと寿命の短いハムスターは、当たり前ですが、成長期を迎えるのも早いですし、その期間も短いです。

ハムスターの成長段階を分けると、以下のようになります。

成長期(生後6ヶ月まで)

生後3ヶ月ほどまでは急成長期と言われ、3ヶ月から6ヶ月が穏やかな成長期と言われています。

生後3ヶ月頃に人間でいう成人、6ヶ月でアラサーと言ったところでしょうか(笑)。

つまり、ハムスターは生まれて3ヶ月で、もう大人になっているということですね。

この成長期の間は他の生き物と同様、骨や筋肉など様々な部分が急成長するので、十分な栄養が欠かせません。

成熟期(生後半年~1年半)

人間で言う中高年の時期です。

この時期になると、体重の増加はほとんど見られなくなります。

身体の成長は終わり、安定期に入ったとも言えますね。

老齢期(生後1年半以降)

この時期はハムスターにとってもおじいちゃんやおばあちゃんになってきている状態です。

体重が減ってきている場合は、硬いエサなどが食べられなくなっている可能性があるので、エサを食べられているか確認してあげましょう。

成長期を過ぎた頃にチェック!

では、無事成長期を終えたハムちゃんの体重がどれくらいになっているか、確認しましょう。

ハムスターの適正体重

問題なく順調に成長していれば、成長期を終えた頃の体重がそのハムちゃんにとっての適正体重になります。

一般的に、ハムスターの平均体重は以下のようになっています。

・ゴールデンハムスター:100g前後

・ジャンガリアンハムスター:40g前後

・ロボロフスキーハムスター:25g前後

つまり、生後6ヶ月程度で上記のような体重になるということです。

メス、オスによっても違いますし、個体差があるのであくまで参考程度になります。

特にゴールデンハムスターの場合、メスは体重が150g程度になる大柄の子もいます。

自分の飼っているハムちゃんと照らし合わせ、明らかに太っているようなら、体重のコントロールをしてあげる必要があります。

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成長期に注意したいエサのポイント

では、飼っているハムちゃんが痩せ過ぎず太り過ぎずで、健康的に成長期を過ごしてくれるには、どんなエサの与え方をしたらよいのでしょう?以下に見ていきましょう。

与えるものや食事のバランスはとっても大切

健康に長く生きるために、もちろん食事はハムスターにとってもとても大切です。

やはり基本的には、ハムスター用のペレットを中心に与えるのが良いでしょう。

しかし成長期はしっかりとした栄養が必要で、どんな食べ物をどれくらい与えるか、きちんと考えなければいけません。

ハムスターにとって必要な3大栄養素、炭水化物、タンパク質、脂質、について再確認しましょう。

炭水化物

体を動かすのに欠かせない栄養素で、お米や麦などの穀物類、イモ類などに多く含まれます。

ジャガイモはハムスターに与えてはいけませんが、サツマイモやイモ類に近いカボチャなどは、炭水化物を多く含みます。

タンパク質

骨格や筋肉を作るために必須の栄養素で、成長期のハムスターにはしっかりと与えたい栄養素です。

煮干しやチーズ、ミルワームなどに多く含まれます。

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脂質

摂り過ぎは肥満の原因になりますが、ハムスターにとっても適量必要な栄養素です。

ひまわりの種やアーモンドなどは、おやつなどとして少量あげるのが良いでしょう。

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プラス補充食

その他、ビタミンやカルシウムも適度に与える必要があります。

お野菜やハムスター用のおやつなどをバランスよく選んで、少量与えましょう。

適切なエサの量

では、上記の栄養素の点に注意しながら、どのくらいエサを与えたら良いかというと、ペレットに関しては、成長期に栄養不足にならないよう、ハムちゃんが残すほど多めに入れて大丈夫です。

エサの量は体重の5%~10%が目安と言われていますが、ペレットについては多めでも大丈夫なのです。

タンパク質に関しては、ミルワームであれば、3日に1回1~2匹程度与えると良いでしょう。

ミルワームが苦手な飼い主さんは、チーズや煮干しなどの他のタンパク質を含むエサで代用するといいですね。

脂質にあたるひまわりの種などは、1回1粒程度にしておきましょう。毎日与えなくても大丈夫です。

炭水化物にあたるイモ類や野菜に関しては、1回5mm角程度の大きさのものを、毎日いろいろな種類で与えると良いでしょう。

また、野菜などの腐りやすいエサは、与えてからハムちゃんが食べきらなかった分は、取り除いてあげましょう。

適正体重越えてない??ハムスターのダイエットについて

 

では無事成長期を終えたけど、自分の飼っているハムちゃんが明らかに太っている!と感じた方は、どうすればよいのでしょうか?

やはり、肥満はハムスターにとっても健康上良くない状態ですので、ダイエットさせることをおススメします。

ダイエットは成長期が終わってから始めましょう

ハムちゃんにダイエットをさせるなら、成長期が終わってからをおススメします。

人間同様、子供のうちにダイエットさせるのは酷ですよね。

太っちょになる原因とダイエットのやり方

ハムスターが肥満になってしまう原因は、やはり食生活と運動不足の2点です。

食生活の見直し

多くの場合食生活が原因ですので、与えるおやつや種子類の量を調整してあげましょう。

急にエサを変えるとストレスを感じてしまうので、少しずつおやつを減らしたり、少しずつダイエット用のペレットに切り替えたりしてあげましょう。

適度な運動

ケージがあまりにも狭かったり、運動用の回し車が無かったりすると、運動不足で太ってしまった可能性もあります。

該当する場合は飼育環境の見直しを行ってあげてください。

ハムちゃんをお部屋で散歩させてあげることが可能であれば、それも有効ですよ。

まとめ

今回はハムスターの成長期を中心に、成長期のエサや、成長期を過ぎて肥満になってしまった場合の対処法などをお伝えしました。

ハムスターの成長はあっという間で、その間のエサの与え方なども大切だということを知っていただけたかと思います。

ハムスターの平均体重などを参考に、飼っているハムちゃんが健康体かどうかを気にしながら、可愛がってあげてくださいね。